太陽まで登れ〜桜蓮〜

自転車に関する備忘録

高千穂ヒルクライム

5/17 高千穂HC試走
タイムは41分ジャスト

時を経て5/23朝の計量、試走時より体重-2kg、バイク-1kg!
-3kgは出力計算ではタイムを1分縮める事ができるらしい。
自信がないのでそんな計算をして少しでも自信をつける!

それで気が緩んだのとカーボローディング?エネルギー補給と名打って、ミスドケンチキのはしご!

しかし夏太郎さん、ミキッテルさんに吐け!吐き出せーーー!と言われ焦って腹筋やら踊り(秘密方法)などあらゆる可能性でエネルギー消費&軽量化を図る。

しかし高千穂当日の体重は-900g…
前日は消化が良くエネルギーを蓄えられる物を必要最小限で!と勉強する。

でも、自分には今までにない武器がある!
そう、バイクが過去最軽量になっているのだ。

それもこれも夏太郎さんのお陰。
僕はタイヤの差はそんな無い物と思い、安くて重い練習用と言われる物を決戦ホイールに着けていました。

しかし夏太郎さんに話を聞き、いかに重要かを理解したものの高額商品なのにパンクのリスクがある物を、大蔵省から許可を得る事が出来ずに鬱になりかけていた。
そんな時高性能タイヤを格安で譲って頂き、カタログ値で1本につき100gの軽量化。

軽さもそうだが驚いたのが転がり抵抗!
めちゃくちゃ軽くスムーズに進む。
グリップもあるので、幅員の狭い高千穂の下りコーナーも信頼と安定感がかなり増していた!

ポジション出しで必要なくなったスペーサーやらボトルゲージや何もかも外して-300g程記録を更新したバイク。


体重はあってもこいつがある!と奮起!


当日の朝、迎えに来てもらい出発。
道中は笑の絶えない車内に緊張も皆無で会場入り。
チョッチさんやドラゴンさんにも挨拶できました。


スタートまで補給やコースについてみんなで話す。
ここでも笑わせてもらった~!笑

あっと言う間にパレードスタートするも寒くて寒くて…


10~20代+高校生(県体選考会)でいよいよ本スタート。

いきなり高校生5人程が飛び出すが、自分のペースでと第2集団で走る。


何名かでローテし途中落ちてきた高校生を吸収しながら進む。

高千穂は11kmが緩い勾配やアップダウン、ラスト3kmは平均9%を登りっぱなしというコース。
どちらかと言うと前半の方があっていると思うので、そこで協調しているふりをして少しばかし攻撃。

後ろを確認してないので不明だが、10人程の集団でも実際ローテしているのは3~5人と言う感じだ。
回らないのは問題ない(自分もスタート前までは引くつもりなかったw)が実際走り出すと前に出たくなるし、落車などはなさそうだが下りコーナーや中切れ対策。

なので登りきり手前や急勾配で前に出れる時はこっそりペースを上げて、足を使わせる様にした。
(結果自分もかなり使いましたが、何もせず急勾配でやられるよりは…と)


そのままの集団でラスト3kmに入る。
ここからは集団もペース走だが、1人、また1人といなくなっている。

自分も前に出れなくなり、振り返ると誰もいない…
次は自分なのか!?

イヤだイヤだと思いながらも前の2人が遠ざかる。
それはラスト2kmを切った辺りでした。

そこからは淡々とペースで走る。
何度も試走しているお陰で残りのレイアウトは分かっているので、そこを最短で走れるペース配分で。

ラスト1kmを切って少しすると、上の方から声が聞こえる。

朦朧とする意識の中の、412ジャージを着たtakeさんとロッポジャージを着た仲間達の大声援!!
これでかなり力が湧き上がる!

takeさんにはレース終了後に最強の南蛮を教えてもらい、美味しさにもう一皿いきたかったです!

白黒さんはかなりの距離、走って応援してくれました!

続いて夏太郎さん、ざぁけんさんポイントで再びターボ!
スピードは変わってなかったと思いますが、気持ちは最高潮!

見覚えのある最終コーナーをめがけてヘロヘロスプリント!


どこにあったのか分からない力が仲間の応援で湧いてきた。
負けたくないと思った時には既に遅く、ゴールまでは誰もいない。
ならばせめて1秒でも早くとゴールを目指す。

38分22秒、総合21位でゴール。



計測チップを外しているとすぐにロタさんが上がってきた。
早いし、出し切ったようでキツそうだが清々しい。

時間差でスタートした仲間達が続々と上がって来ているので、急いで応援ポイントまで下がる。


キツイのは十分知っているからこそ、応援にも力が入る。
そして最後の最後にそれに応えるように踏み倒す姿に感動をもらった。


412ではミッキッテルさんがカテゴリー優勝と女子総合優勝!
一緒に練習してきたので素直に嬉しかった。
本当におめでとうございます!!



実力不足は勿論だが今回自分の失敗としては、前日に無意味な暴食。
食事はしっかり気をつけるべし!

高校生はカテゴリー入賞対象外だと思い、ひよって逃げに無反応だった事。
(高校生も10-20代の対象だったし、先頭に高校生以外も入っていたのを見逃した)
結局第2集団からも千切れたが、ヒルクライムは最初から先頭集団にいないとダメだと思った。
しかもその集団に1位と2位になった選手がいたので少しでも体感しとけば良かった。。。


勿論体も限界だったが高校生対象外と思い込み、第2集団で3位が確定したと思った瞬間に、安心から気持ちも切れ結果どんどん離されていく心の甘えと弱さ。

正直ヒルクライムに対して苦手意識が強く、緊張はないもののネガティブ&ひよりまくり…


今回の経験を活かして壱岐までに減量、レベルアップをしてマックスの状態で挑む!!
仕上げきった上で、絶対に折れない!負けない!メンタルを作る!!!


最後になりましたが今回一緒に参加したメンバー、応援して下さった方々、大会関係者に心より感謝申し上げます。