太陽まで登れ〜桜蓮〜

自転車に関する備忘録

壱岐 レース当日

0500にスタート地点で順番取りの為に、並ぶ約束をミッチーさんとしていた。

なので余裕をもって0400に目覚ましをセットしていた。
しかし目が覚めたのは0300過ぎ。

突然の腹痛に叩き起こされた。


即トイレに入ると下痢った…
(お食事中の方すみませんm(_ _)m)

どうした!?と記憶を辿る。
普段便秘気味なので、それが心配で前日の朝に整腸剤を購入し投薬!
「腸内の水分を集め、便を柔らかくする」という効果があるらしい。
適量の3錠を飲んだハズなのに便もでなかったので夜に追加で3錠!
これがまずかったのか、腸内の水分を集めるだけ集めて、そのまま水として出してきやがった…
結局0300からスタート直前の0830を最後に、何度もトイレにいった。

便意がきたら8.6秒でバズーカーが出そうなのでギリギリまでレーパンはビブを外した状態で着用していた。

軽量化はできたのだろうが、体内の水分まで持っていかれた感じ…
いくら給水してもすぐ出るし、喉がもう水分を通したくないと言わんばかりに拒絶していた。


話は戻って0450スタート地点に到着すると、一人の選手がいた。
お互い初参加で、どこに並ぶか分からず、道路に列が書かれていたのでそこ並んでいた。
その後数人の選手が文化ホールの方へと行ったが気にする事なく談笑。
すると、一緒にいた人が知り合いがいるとの事で文化ホールの方へ行ったので付いて行くと、どうもそこに並ぶらしい。

結局8番目、8列2番目になってしまったが、まぁいい。
若干道に迷ったミッチーさんが0510ごろ来たが、丁度僕の後で隣同士で並べたので結果オーライと思った。
ミッチーさんが来てすぐに続々と参加者が来た。

ミッチーさんと談笑し、あっと言う間に0700ごろ整理券が配られたのでアップしてスタートを迎える。

今回はそんなに気温は寒くないものの、地面から体温を奪われた。
タオル一枚を敷いてだいぶ変わったが、次回はエアクッション的な物があってもいいかもしれない。


今年はパレードで絶対に追い越ししないように!と強く念を押されたおかげで誰も上がってこず、落車なくスタートを切れた。

最初の登りで登録選手40人程の前方をめがけてジワジワ順位を上げる。
10~15番手辺りに来た時に、前方で数人の選手が飛び出していた。

確認できたなかに有力候補2人がいたのでヤバい、決まるのでは!?と思ったが後ろから上がって来たのとまだ差があるし、残り距離もある。
足が若干重いので何より追いつく脚がないと、集団待機。

ブラデビさんと、ある選手が逃げたら勉強の為にもダメ元で乗った方がいいと言われていて、その予定でしたが、あまりにも早いタイミングでどうしていいか分からないのと、さすがにヤバイだろうとビビった自分がいた。
こうゆう判断も今後色々なレース出て勉強していきたい。

結局力のある選手ばかりだったようで、集団も追いつけないままゴールまで行く事になる。
(正確ではないがエリート3、4人、エキスパート2人だったのかな?)


序盤のアップダウンをこなし平坦区間
ここでは前に出て引いたり、できるだけ集団前方をキープ。
20kmを経過し、30km組みのスタート地点を通過。

ここから少し進むとまたアップダウンが始まる。
勾配はそこまできつくなく、1km弱のアップダウン。
ここでもできるだけ前方をキープ。

一応追走集団という事でなのか、ペースは一定で走りやすくローテーションも10-15人くらいで回すので楽ではあった。

しかしいきなり脚が限界にきてしまう。
攣った事のない腸腰筋がピクつく。

今回は3日前からアミノ酸ローディングを行ってみたが、もう少し時間と量を増やした方がいいかもしれない。

下痢のせいで脱水気味か!?笑


それを庇うとふとももの前側(大腿四頭筋)が攣りそう。


超濃厚ジェルを流し込む!
登りはダンシングしたらヤバイし、シッティングだと離れそうになる場面もあり、すごい低空ダンシングなる物を編み出しどうにか乗り切る。


後半のコンクリ激坂区間、ここではきっと何人かの選手が振るい落とされただろうが、後ろを振り返る余裕もない。
ここもどうにかこなす。

しかしここからテクニカルな下り、細かいアップダウンが続く。
するとジェルが効いてきたのか、登坂でもまたいけるようになる。

しかしそれも断続的なもので、「よっしゃイケる!あっ、攣る!!」の繰り返しで下りきってラスト3km程に。

ここからはラスト1kmの坂までゆるーく登っているのか?体感的な物なのか、そんな感じですが高速でラストの坂に突入。

通称二段坂。
距離は合わせて1km程で400~500mの8%くらいの一段目を登って、少し下ってラストにまた200~300m程ガツっと登る感じ。
普通の状態なら大した事のない坂だが、試走時の読み通り、極限状態では過酷な物であった。


一段目をどうにか着いて登るが、下り区間の加速に着いていけなかった。
攣りそうだし完全に足に力が入らなかった…
第二集団ではあるが、ゴールスプリントを後ろから見る事ほど悔しいものはない。

しかし他には絶対抜かれまい!と後ろから追い上げて来た選手とスプリント。
刺されずにゴール。

カテゴリー283人中23位。
目標には届かなかったが非常に面白いコースで、即来年のリベンジを誓った。


途中、体調管理や疲労について言い訳がましい事を書いていますが、来年この事を忘れず、少しでもいい状態で走る為の記録ですのであしからず。


スタート直前にミッチーさんと配合したスペシャルドリンクが、かなり飲みやすく効果も絶大だったが、体調を見てもう一本ジェルを持っていても良かったかもしれない。


テクニカルな下りばかりだったがハイ状態だったからか、レース中に恐怖が無かったのは驚いた。
普段は何気ない下りで金◯が縮むほどのビビリなのだが…笑

現に参加者に聞くと落車は多かったらしい。
自分も一回、後方ではそれっぽい音も聞こえていたが何事もなかったらいいが。

父に至ってはテクニカルゾーンで池に落ちて頭まで浸かってる人を見たらしい。


今回のレースでは一緒に練習してくれたり、アドバイスをくれた仲間、応援して下さった方々に少しでも応える走りをしようと思っていましたが応える事ができず…


皆さんのおかげで十分すぎる結果が出たと思いましたが、まだまだ満足する事なく精進していきます。