太陽まで登れ〜桜蓮〜

自転車に関する備忘録

壁に挑んだ男達の物語

本日は椿ケ鼻ヒルクライムに参戦して参りました。
先月中盤以降はあまり乗ってない状態で、先週英彦山に挑んで玉砕。

なので英彦山起爆剤に、今週はしっかりと練習に励んだ。


アミノ酸ローディングもしっかりして、食事にも気を使い、前日は消化の良いものを少し食べただけ。
今朝の体重は自分のベストだと思える体重ジャストにする事ができた。
(英彦山当日より-800g)

そんな朝だからワクワクも止まらない!
正直激坂は苦手なので英彦山よりは向いてないか…?と思いつつも、競技時間が短いのでむしろ向いてるのではないかと思っていました。


スタート地点に移動後、結構時間があったので尚更リラックス。
エキスパートと同じ組での出走なので、作戦はついていけるところまで行く!と言う単純かつ無謀なもの。


スタートして順調に列車に乗る。
かなり集団が小さくなって10名程になって距離をこなす。

あれは何キロ地点かな…?
6kmを過ぎた辺りだったと思うが、早々に千切れてしまう。
ここからは淡々とペースで行くつもりが、後ろからどんどん抜かれる。笑


もう少し早く見切りをつけるのが良かったのだろうが、頭で理解していても体がついていこうとする。
その代償は大きいが、後は走るしかないのだから、自分的にはそれでいいと思う。
10回走っても同じ走り方をすると思う。
それは無謀だろし、無理と思われても狙うはてっぺんだから、千切れたところで終わりな訳だ。



ロタさんに抜かれた時に付いて行こうとするがジリジリ離される。


最後の壁が頭をよぎり、マイペースを貫く事にする。
体力が残ってなさすぎて、正直あの壁にはビビってしまっていた…
下を向きかけた時にブラデビさんの「苦しい時こそ前を向く!」を思い出して気持ちを保つ!!

壁は試走の時より斜度が増しているように感じるほどでさすがにもう大失速…
しかしここで412のメンバーの大応援が!!


いつもヘロヘロな状態で応援に走りで応える事ができないので、今日はせめてお礼を言いたくて「ありがとうございます」とつぶやきまくる。
必ずやいつか走りで応えますね!!

その後は白黒さんと山ちゃんさんが並走して応援してくれた。
山ちゃんさんはビンディングシューズで走っているのに追い越されてしまう。笑

みなさん本当に力になりました!
ありがとうございます!


最後の力を振り絞ってゴール。
どうにかカテ5位入賞。


ゴール後は体育館で仲間と健闘を称え合ったり、カレーを食べたりしながら表彰式を待つ。



6位までの表彰台があったので、人生初の表彰台乗る事ができて嬉しく思います。

しかし今回総合は出ませんが、タイム的に総合では順位が下がってしまっているので満足せずに、もっと高い位置を目指します。


一緒に走った仲間達の凄さを再認識させられたいいレースでした。
お疲れ様でした!
また一緒に稽古できるのを楽しみにしています!!

総括
自分はヒルクライムには向いていないと思うし、苦手意識がある。
しかし、今回のレースは準備もできて、気持ちも体も問題なかっただけに悔しさが大きい。

だからか、もっと前向きにヒルクライムに取り組みたいと思ったし、なんだか少し好きになりました。


今年のラストクライムで八面山があるので、これをバネに頑張ります!!